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<高齢者医療保険料、年金から天引き継続へ>
(平成22年8月23日)
政府が2013年度に開始予定の新しい高齢者医療制度について、厚生労働省が75歳以上に望ましい保険料の支払い方法を聞いたところ、全体の3分の2が現行の年金からの天引き制度を容認していることがわかりました。
年金天引き制度は、08年度の後期高齢者医療制度のスタート当初、高齢者の間で不評だったが、今回の調査結果を参考に、同省はこの仕組みを新制度にも一部残す方針を決めました。
調査は5〜6月、全国の20歳以上の男女4871人を対象に郵送方式で実施。うち75歳以上は2006人。答率は67%だった。
75歳以上の回答で、保険料の支払い方法に関する選択式の回答をみると、「現在と同様、年金からの天引きを原則とし、金融機関などへの支払いも選択できる方がよい」を選んだ人が66・4%に上りました。
一方、「金融機関などへの支払いを原則とし、年金からの天引きも選択できるようにした方がよい」と現行制度と異なる仕組みを選んだ人は16・4%。「金融機関などへ支払う方法のみとし、年金からの天引きは一切やめた方がよい」と天引きを全面否定した人は10・3%にととどまりました。
08年度に始まった現行制度は、75歳以上から個人ごとに保険料を徴収する仕組みです。年金からの天引きに対しては、高齢者から「なけなしの年金から天引きするのか」などと当初、批判が集まりました。慌てた政府は開始後数か月で、金融機関からの支払いも認めるよう軌道修正した経緯があります。今回の調査からは、天引きがある程度定着し、抵抗感が薄らいだ様子が読み取れます。
調査結果などをもとに、厚労省は、20日に発表した新制度の中間報告で、年金天引き制度を維持する方針を明記しました
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