厚生労働省は平成27年度、女性登用について目標を設定し、同目標達成に向けた行動計画を作成するなどした企業に支給する「女性活躍推進加速化助成金」（仮称）を創設する意向である。

2020年に指導的地位に占める女性の割合を30％に引き上げることが政府の大きな目標となっているため、その中心である企業の取組みに対するインセンティブとする。助成額は、中小企業で20万円を予定している。

企業が女性活躍に向けた対策を推進するに当たり、自社の女性活躍に関する現状を把握した上、行動計画を作成・公表し、さらに都道府県労働局に新たに配置する女性活躍推進指導員の確認・審議を経た場合、中小企業に20万円、大企業に15万円支給する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（労働新聞9月15日から抜粋）

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「2020年30％」達成に向けて大盤振る舞いの様相。現在も両立支援等助成金の中に「ポジティブ・アクション能力アップ助成金」がありますが、これは研修時間が30時間以上、と要件がかなり厳しいので、利用があまり進んでいないように思いますが、今回創設される助成金はどうでしょう。支給額があまりにも少ないように思えます。いずれにしても詳細が公表されましたら、ご報告いたします。